さくらこの郡上八幡滞在記 〜大団円〜
2016/4/19
ヘルパー桜子です。
長いようで短かった、9ヶ月間の郡上八幡滞在とまちやどヘルパーを終えます。
何かに導かれるように郡上にやって来て、毎日毎日、言葉で表せないくらい濃厚で充実した出来事と人との対話がありました。
朝、井戸のある町屋の二階の窓から差し込む光で目が覚めて、夜は町中に巡らされた用水路の水のせせらぎに、長良川と吉田川と小駄良川の川合いを思い、眠りにつきました。
まちやどでの仕事を通して、人の様々な価値観や考え方を知ったり、その人に賛同したり、一歩家から外に出ると八幡町にある大きなコミュニティーに出会い、その中で私はどう考えたり振舞ったりするのか、今まで知らなかった「自分」を発見し続けていました。
八幡に滞在することで、私にとって、様々な場面で大きな学びがあったと思います。
私は湘南の生まれですが、地域のコミュニティーに触れることはあまりありませんでした。
マンション育ちで、近所に誰が住んでいるかも分からなかったし、小学生の頃から電車に乗って学校に通っていたため、地元の友達がいませんでした。
お正月に一度、実家に帰省したときのこと。
私が子供の頃に遊んだ思い出の場所が、畑やドブ川や空き地が、跡形も無くことごとくコンクリートで埋め尽くされていました。
八幡町に何十年も住んでいる地元の方からすれば、川の綺麗さだって、山の様子だって、町並みだって、変わってしまったかもしれません。
それでも毎年、町全体で集まって行われるお祭りが、まだ続いている。
そのお祭りに関わった家族は、お母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、ひいおばあちゃん、ひいおじいちゃん……まだまだ遡ってゆけます。
八幡町は「空間」や「距離」から考えたものすごく大きなまとまりと、「時間」から考えた長いながーい連なりが、一人の人の中に存在しているような気がします。
人がまず、いる。
そこに生活する家がある。
隣近所にまた人がいる。
挨拶があり、おしゃべりがあり、助け合いがある。
町内での仕事や関わりがある。
町全体での行事、春祭りや郡上踊りがある。
全部ひっくるめて人の「生活」があり、「時間」があり、「人生」がある。
そういう道順をぐるっとたどって、自分の位置を知ることができる。
うまく言い表すことができませんが、そういうことを日々感じられるのが
ここに住むということでした。
私はまたここに戻ってきたいですし、戻ってくるつもりです。
最後に、悦子さん、ただおさん、よしとくん、高垣さん、上田さん、むらいさん、武藤さん、藤沢さん、山崎君、井上さん、ぽりのさん、彩果さん、うりちゃん、ゆきえさん、みきさん、うたぱんさん、 大輔さん、ショータロー、まほさん、つぼちゃん、ジュンさん、片岡さん、ゆりさん、さなちゃん、なーなさん、ようこさん、小森さん、みすずさん、諸くん、なつきちゃん、ほりさん、こうじろうさん、さらちゃん、たにざわさん、かおりさん、庄村さん、清水さん、清水さん、服部さん、りえこさん、るみさん、稲村さん、こばけんさん、やよいさん、平井さん、郡司さん、那須氏、つっちー、たぶん書ききれてないし、書き忘れてしまった人ごめんなさい!八幡町で関わったすべての人々へ、
そして、ここに住むための時間と場所を提供してくださった聖子さんに、心からの感謝を。
今まで、本当に、ありがとうございました!!!!!!!!!!!!!