さくらこの郡上八幡滞在記 〜町家オイデナーレ〜
2016/2/2
海外に飛び立つ聖子さんを見送りしました。
こんにちは、ヘルパー桜子です!
先週ブログを更新するはずが、あれよあれよと言う間に一週間が過ぎました……。
更新できずにすみません。
さて今回は、11月21日から23日の連休にかけて郡上八幡で行われた「町家オイデナーレ」
について書いていこうと思います。
8月、チームまちやが行っていた空き家見学ツアーに参加し、そこで八幡町には
約350軒の人が住んでいない空き家があることを知りました。
今も少子高齢化と人口減少によって、空き家が増え続けています。
そんな空き家にも、以前そこに住んでいた人の生活の気配や歴史がありました。
それらを紹介することで、地元の人、そうでない人に空き家の存在を知ってもらおうと
いうことで「町家オイデナーレ」の企画がスタートしました。
「郡上八幡でなにかワクワクすることが起こりそうだな」と私は事が進んでいくのを
遠巻きに一観客として見ていました。
そしてある時、「町家オイデナーレ」ディレクターの井上さんから、パンフレット用の
町家のイラストを描いてほしいと依頼がありました。
まさか郡上八幡で、自分の人生の大半を費やしている美術を通して活躍できるとは
夢にも思わず……。
実はドイツの芸術大学に通っていたものの、強烈なカルチャーショックと常に自分の
アイデンティティを問われ続ける環境の中で、積極的に作品をつくる意欲が湧かず、
ほとんど何もしていませんでした。
そこで八幡町に来て、私が持っている「絵を描く」という技術を見込んで、
自然に活かす場所が与えられたことに驚いたとともにとても嬉しかったのです。
町家の外観それぞれの個性を把握するために、ひとつひとつに足を運び、2時間ほど
スケッチをしてから、画用紙に下書きし、色を付けていきました。
そして重要だったのは、町家の前にある「水路」を描きこむことでした。
車社会になる前の八幡町の水路には、コンクリートの蓋はありませんでした。
当時は町のあちこちに水が引かれ、春夏秋冬昼夜を問わず、水のせせらぎが誰の耳にも
届いてたはずです。
その他、イベント内で行なわれた展覧会に展示するため、作品を新たに制作したり、
物をつくることにおいて、初心に帰る経験をさせてもらいました。
なによりも嬉しかったのは、美大の同級生である親友がはるばる郡上八幡に遊びに
来てくれたことです。
イベントを案内しながら町を歩くと、私はゆく先々で八幡で出来た知人、友人に会い、
彼らと親しげに挨拶をかわす姿を見た友だちは、私に一言。
「さくらこ、ここに来て本当によかったね」
ドイツから郡上八幡へ飛ぶ決意を後押ししてくれた彼女に、いまでも感謝しています。
イベント当日は町が活気だっていて、地元の方々、そうでない人々、
そして大人だけでなく子どもたちもこのイベントの企画進行に関わったことで、
苦労も充実感も大勢が共有しているような気がしました。
一応「町家オイデナーレは成功した」ということが町内で言われているのを横目に
来週はその時平行して起こっていた、
聖子さんの町家活用の活動を振り返ってみたいと思います。
それではまた次回で!