移住と男女関係
2018/2/22
まちやど管理人 せい子です。
日本や海外で住み込みやハウスシェアなど、
様々なくらし方、働き方を経験して、
生まれ故郷の青森から、東京、イギリス、沖縄を経て
2010年より岐阜県郡上市に住んでおります。
2014年に郡上八幡でゲストハウスを開業。
まちやど活動を通して、都会と地方、家族の枠を超えて、
それぞれが生きたい場所、暮らしたい場所で
自分らしく生きられる社会を目指して日々活動しています。
まちやど管理人 木村せい子のプロフィールは こちら。
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だいぶお久しぶりのブログ更新となりました。
気がついたら2018年も明け、2ヶ月経過!!
そして、まもなく迎える3月。
ここ、郡上にきて9年目に突入してしまいます。
昨年秋からは、宿業と並行して地元の老舗飲食店のお仕事
そして、郡上カンパニーというプロジェクトと
オフシーズンで、おだやかにルーティーンで過ぎていく日々の中に、
「移住」という名のスパイスが
時々日常にアクセントをもたらす
そんな冬の郡上八幡を過ごしておりました。
さすがに8年も住んでいると、
ここでの暮らしが体に馴染んできて
このままここでずっと暮らしていけたらいいなあ
と思う反面
このままここで(老後も)暮らしていけるのだろうか
と、ふと不安がよぎることもしばしば。。。
もうすぐ郡上歴9年目に突入する私は
もちろん移住者ではあるのだけれど
8年という年月を重ねて見えてくるものがあり、
けれどもここで生まれ育った人たちとは違う視点で
物事を見ているんだろうなあとしみじみ感じます。
そして、いつものことですが、いろんな人から
「どうして郡上がいいの?」
とか、
「この先もここで暮らしたいの?」
とか、そんなことを聞かれます。
答えは、いつも
「わからない」
なんですよね。
8年経ってもわからんのかっ?!!!
って、自分でもツッコミたくなりますが。
で、最近発見したのだけれど、
郡上と私の暮らしや関わりかた、
どこで生きていきたいかを説明するときに
「男女関係」に例えるとわかってもらいやすい!
ということを発見しました。
私の場合、
口が悪くてぶっきらぼうで、
根はめっちゃくちゃ優しいのに素直に愛情表現するのが苦手
そんな青森くんとの腐れ縁から卒業して、
キラキラしてて洗練されて、いつもおしゃれな東京くんに憧れて
東京くんに見合う女性になりたくて、
自分磨きとか、ファッションもメイクも背伸びして頑張って
でも東京くんには振り向いてもらえなくて
疲れ果てた私を沖縄くんが癒してくれた。
沖縄くんはとっても優しい。
私だけじゃなくて、みんなに優しい。
だからなんか、これっていう決め手がないんだよね。
そんな中、合コン(郡上)に参加。
マッチョで押しが強くて、男くさい明宝くんもいいけれど、
素朴だけどセンスが良くて、
時々ちょっと背伸びしてカッコつけちゃうこともあるけど
庶民的な八幡くんが、一緒にいて心地いい。
そんな感じで八幡くんと過ごして8年。
ここ2−3年で八幡くんちょっと変わったなぁ。
以前は、居酒屋でビール飲みながら鶏ちゃん食べてたのに、
最近はやたらオシャレなカフェとかバーに行く機会が増えたなぁ
着る服も食べるものも、付き合う人も
どんどん洗練されてきた感じ。
素敵なんだけど。。。刺激的なんだけど
一緒にいると、何かとお金かかるんだよね。
ちょっと疲れちゃうんだよね。。。
私は、贅沢がしたいわけじゃなくて
日々穏やかに、八幡くんと一緒に笑って暮らせればそれでいいのだけれど
八幡くんはどう思っているんだろう。
この8年、私は八幡くんの本質を見てこれてたのかな?
もしもこのまま八幡くんと結婚しても、生活していけるかな?
年を取っても一緒に生きていけるのかな?
私がオバさんになったら、
若くてかわいい女の子と浮気しちゃうんじゃないかなあ??
そんな心境でございます。
八幡くんて、いったい誰だよ!!
って話しですが。
9年目ともなると、少しずつ変わりゆく八幡の町が見えてきます。
いい時も、悪い時も、
ラブラブ期もけん怠期も乗り越えて
ちょっとやそっとの嫌なことや不便なことがあっても
この土地を出て行きたい!とまでは思わず
8年が過ぎましたが、
さてさて、9年目の八幡くんとの関係はどうなることでしょうか。
写真はいつものコスプレ地蔵。
八幡くんのこういうセンス、やっぱり好きだわぁ。