移住女子。
2017/6/26
まちやど管理人 せい子です。
日本や海外で住み込みやハウスシェアなど、
様々なくらし方、働き方を経験して、
生まれ故郷の青森から、東京、イギリス、沖縄を経て
2010年より岐阜県郡上市に移住しました。
2014年に郡上八幡でゲストハウスを開業。
まちやど活動を通して、都会と地方、家族の枠を超えて、
それぞれが生きたい場所、暮らしたい場所で
自分らしく生きられる社会を目指して日々活動しています。
まちやど管理人 木村せい子のプロフィールは こちら。
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今日は、久しぶりにご近所に単身で住む女の子たちを呼んで
まちやどでシェアごはんしました。
メニューは、
・サラダうどん
・ポテトとズッキーニのトマトチーズ焼き
(うまば農園のトマトピューレとてんち農園のズッキーニ使用)
デザートには、フローズンヨーグルトとオレンジ。
いつものことながら、
お料理とか、みんなでいえーい!!みたいな写真を撮り忘れて、
真っ先に食べ始めちゃうところが女子っぽくない(あ、私がね。)んだけど。。。
ふと黒板を見たら
確かに。。。
ここ数年、郡上に移住者がぐーーーーーんと増えた。
しかも、私の周りには、20代、30代で
仕事の関係で郡上に来たという女子が多い。
しかも、なぜか海外経験あり という人がほとんど。
私が郡上に住み始めた約8年前は
同世代で、他の土地から来た人(嫁できた人以外)と知り合うことはほとんどなくて
しかも、単身者が住める家なんてほとんどなかったので、
(まあ、今でも十分に整備されているわけではないけれど)
改めて、時代は変わったもんだなあと思います。
郡上はまだまだ気軽に引っ越し感覚でこれる場所ではないけれど
前よりも受け皿が増えてきたってことなんでしょう。
かたや、
中長期滞在プランも打ち出しているまちやど、
この7月から2ヶ月間、まちやどに滞在しながら
八幡町内の飲食店で働く予定だった女の子。
「滞在できなくなりました。お仕事紹介頂いたりいろいろお世話になったのにすみません」
と、ライン一つで完結(したと本人は思っている)
勤務予定だったお店の担当者にも何の連絡もなし。
という人もいます。
今まで、少なくとも私が郡上に来てから
郡上で暮らしたい=郡上で暮らせる
ではなかったので、
暮らしたい→暮らせる の間に
ある意味ではいろんな篩にかけられて
選別された人しか残っていなかったような
そんな印象を受けるのですが
今は、8年前に比べたらだいぶ気軽に住める郡上になりました。
気楽に来れるってことは、
同時に、気楽に去れるっていう状況も作り出しているってことだよなー
と、しみじみ。
決して、今郡上に来ている若い人たちがどーのこーのと言うつもりはないけれど
気楽に来れる人口が増えれば、もちろん、その中にはいろんな人がいるんだろうなあと。
世代も違い、育った環境も違い、価値観もまったく違う人たちが
同じコミュニティーの中で、
一見、共通言語だと思われる日本語(地域によって受け取り方がかなり違う)を元に
電話、メッセージ、ラインなどの手段(年代によって、重要度がかなり違う)
を用いて生活していくわけですから
まあ、いろんなコミュニケーションエラーがが起こるだろうなー。。。と
今までまちやどではいろんなヘルパーが住んでいて
それはそれは、いろんなことがありましたので。。。
スケールは違えど、同じような現象が
これから、八幡、そして郡上の地域の中で起こっていくのだろうかと
楽しみなような、不安なような。。。