布団圧縮と空家活用
2017/5/16
まちやど管理人 せい子です。
日本や海外で住み込みやハウスシェアなど、様々なくらし方、働き方を経験して、生まれ故郷の青森から、東京、イギリス、沖縄を経て2010年より岐阜県郡上市に移住しました。
2014年に郡上八幡でゲストハウスを開業。
まちやど活動を通して、都会と地方、家族の枠を超えて、それぞれが生きたい場所、暮らしたい場所で自分らしく生きられる社会を目指して日々活動しています。
まちやど管理人 木村せい子のプロフィールは こちら。
今日の郡上はポカポカいいお天気。
そろそろまちやどの布団も衣替え。
順番に毛布を洗い、片付け、押入れに。。。
と思ったら、
押入れパンパン
そりゃそうだ。。。
今まで、まちやどと自分の家とであった2軒分の荷物を
まちやど1軒に詰め込んでるんだもんね
よくぞここまで荷物をまとめて収納できたものよ。。。
改めて、自分の断捨離&収納力を褒めてあげたい。
今までの人生で20回以上引越ししている私。
郡上に来た時は、スーツケース1個とバックパック1個。
月日が経つうちにちょこちょこと荷物が増え、
まちやどの前身、城南町にあったシェアハウスまちやどに住んでいた頃が荷物マックス!
そこからさらに3回の引越しを経て
荷造りをするたびに
自分の人生ににどうしても必要なものと不要なものとに
向き合う機会をもらった。
衝動的に「可愛い、欲しい」
って思った後、
次いつか引っ越すかもしれないことを考えると
今持ってるもので代用できないか?とか、
今までなくても生きてきたなら、これからも無くてもいいかもしれない
それでも「今手に入れる意味」とじっくり向き合って
すご〜〜〜く時間をかけて吟味するようになった。
だから、あんまり無駄なものを買わないようになった。
今までの度重なる引越しのおかげで、
収納グッズやスペースの活用方法
空間の使い方がとっても上手になったと思う。
そういえば、ロンドン留学中に
地元の人しか働かないようなカフェで
「お給料はいらないから、語学勉強のために働かせて」
って交渉して働き始めたんだけど、
ある日、オーナーがランチの残りの食材を冷蔵庫に収納しきれなくて
「ああ、冷蔵庫買い足さなくちゃ!」
って、ぼやいてた。
直径20センチ以上もある大皿に、
残ったケーキが2切れとか、キッシュが1つとか
その上にラップをして冷蔵庫に詰めようとしてたから
そりゃ入らなくなるわ。。。って
近所の雑貨屋に走り、タッパーを10個ぐらい買ってきて
残った食材をタッパーに入れ替えて重ねて収納して入れたら、
冷蔵庫はスカスカ。まだまだ食材が入るスペースができた。
それを見たオーナーが
「日本人の収納力はすごい!!
おかげで冷蔵庫を買わなくて済んだから
その分、君にお給料を払うよ!」
って、
その日から、1時間10ポンド(当時で時給1750円ぐらい)
もらえることになった。
そこのカフェでは最終的に
日本人の勤勉さと(私的には超ゆるゆると働いてたつもりだけど)
従業員の勤務時間の管理、シフト調整が効率的だと褒められ
アルバイトなのにマネージャーになっちゃった。
私の収納力・整頓術が実益になった初めての出来事。
逆に、イギリス人の収納力の無さにビックリだけど。。。
ということで、
本日は、限られた収納スペースにお布団を片付けるべく
圧縮袋を活用!
これ考えた人、ほんとすごいと思う。やっぱり日本人かな?
工夫によってこんなに省スペースになるんだよね。
ふと、
空家にしたって同じことが言えるんじゃないかなー。
って思いました。
いつか子供達が帰ってくるかもしれないから
お盆と正月だけは使うから
だからってそのまま放置してたら
カビも生えるし、埃もかぶる。
何より場所をとる
お布団だけじゃない。。。
今は使わないから邪魔
でもいつかは使うかもしれない
だったら。。。
いったん、こうして圧縮して、きちんと整理して
スペースを空けてあげたらいいのに。
使わない間はこうして圧縮袋に入れてしてしまっておいたらいい。
空いたスペースには、新たに風が入って
その場所に納まるべきものがきちんと納まるの。
空家だったら、
家賃という形でお金も入ってきちゃうんだよ!
大丈夫
いつか子供達が帰ってきた時に
お盆とお正月に使うときに
圧縮袋を開けたら、
またお布団はふわふわに戻りますよ。