郡上双六(スゴロク)の起点となる場所
2019/10/6
八百屋と食堂がある下宿 としてオープンした
『タテマチノイエ』
そもそも、なぜタテマチノイエを
『八百屋と食堂がある下宿』
としているのか、というと
まちやどを運営してからこの5年
そして、私が郡上に来てから約10年の間に
『郡上で過ごして人生が変わった』
とか、
『新しい自分(生き方)に出会えた』
という人にたくさん出会ってきたこと、
彼らの郡上で過ごした期間は長短いろいろで
留まる人も去る人もいるけれど、
ここでの出会いや人とのふれあい。
いろんな人の生き方に触れ、学ぶことで
一人一人が自分自身の居場所、次の進むべき道を
それぞれのペースで見つけて行くのです。
どうしてだろう?と、ふと考えてみたところ、
これはあくまでも仮説ですが。。。
郡上の、特に八幡は小さな町で小さな経済が回っているので、
日常の生活から離れてしばらく過ごしてみると、
自分がどういう立場の人間なのか(になりたいのか)
どういう役割を担ってきたのか(いきたいのか)
どういうお金の使い方をしてきたのか(したいのか)
がとっても客観的に、明確に見えてくるから。
そしてさらに、
郡上には、それぞれの分野で活躍する人が多数いて
中には結構メディアで取り上げられる程に有名な人もいるのだけれど
知り合いの知り合い。。。ぐらいの2ステップ程度で
そういう様々な分野で活躍している人たちに直接って
生の声で現場を見ながら話が聞ける
ということ。
知り合いを辿れば6人(?)で繋がるとか言いますが、
郡上では、1人か2人に声かければ繋がっちゃう!
みたいな感覚。
しかも、結構すごいことやってる人が、普通にいる!
みたいな。
そんな感じで、いろんな人と出会い、話しすことで
自分の存在を再確認していくのではないかなあ。と。
話は戻りますが、
なぜタテマチノイエを『八百屋と食堂がある下宿』にしたかというと
とりあえず、住むところと食べるものさえあれば、
そこを拠点に
いろんな場所に行けるし
いろんな人に会えるし。
いろんな経験できるよね。
(特に20代30代の悩める若者たち!)
それってまるで双六みたいで、
ゴールは自分が決めればいいし
誰に会うか、どんな旅になるかはサイコロ次第。
6コマすすんでも、1回休んでも、振り出しに戻っても、
タテマチノイエに帰れるから、ま、いっか。
みたいな
そんな場所でありたいなあと思ったわけです。
悩める若者、おじさんに人生相談中(笑)
(特に悩んでいるわけではないけど)
自分のルーツを探す旅の途中の若者も。
悩める若者ばかりが集まる宿だとそれはそれで困るのですが。。。
八百屋や食堂に人生経験豊富な年配者、先輩方が集まって
いろんな世代が交流することで
お互いに学び合い、刺激し会える関係ができるのではないかと。
そして、地元ネットワークで、
『こういう人に会いたいんだけど』
『お、そんなら紹介したるわ!』
みたいな流れになったら、とってもワクワクするなぁ。。。
そんなわけで
『八百屋と食堂がある下宿』
としたしだいです。
そして、10月12−14日と開催される
『郡上カンパニー文化祭』では
まさにそんなタテマチノイエを見ていただけますよ。
詳しくは、郡上カンパニー 文化祭 郡上双六で検索してくださいねー。
文化祭に参加しつつ、自分の双六をスタートしちゃうのもアリですよ!
タテマチノイエ/まちやど共に
3連休空きありますよ。
宿泊のお申し込みは予約フォームよりお願いします。