ニーズとおかね

ニーズとおかね

2017/9/12

その他


まちやど管理人 せい子です。

 

日本や海外で住み込みやハウスシェアなど、

様々なくらし方、働き方を経験して、

生まれ故郷の青森から、東京、イギリス、沖縄を経て

2010年より岐阜県郡上市に移住しました。

 

2014年に郡上八幡でゲストハウスを開業。

まちやど活動を通して、都会と地方、家族の枠を超えて、

それぞれが生きたい場所、暮らしたい場所で

自分らしく生きられる社会を目指して日々活動しています。

まちやど管理人 木村せい子のプロフィールは こちら

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

先日、友人がまちやどお泊まり女子会をしてくれました。

みんなでお料理やお酒を持ち込んで

普段はなかなかできないぶっちゃけ話など

人目も時間も気にせずに、

夜遅くまで女子トークで盛り上がりましたよ。

 

その1人が、まちやどでの女子会についてFBで

ずっと前から一緒に住んでいるような…不思議な時間
当たり前のように”ただいま〜〜”って帰ってこれる…そんな場所

心に染みたなぁ〜

温かい時間を過ごさせていただきました

と紹介しくれていました。

IMG_0160

 

持ち寄りのお料理たち

キッシュ

 

ピンチョス

ピクルス

唐揚げ

栗おこわ

 

宿泊翌日の朝は、残った材料と元パティシエが持って来てくれた

エッグタルトでモーニング。

 

ちいちゃん

エッグタルト

 

 

2人とも八幡に住んでるのに、

あえてまちやどに宿泊費を払ってくれて

私も楽しい時間を一緒に過ごせて

そのうえ、「THANK YOU」って言ってもらえる。

 

ああ、幸せだなあ。

自分の好きなことでお金をいただけて、

誰かを喜ばせることができる。

 

まちやど開業以来、なんども試行錯誤を繰り返して来たけれど

今のまちやどで間違いじゃない!って

改めて思えた時間でした。

 

 

カフェや居酒屋と違って

八幡に住んでいる人にとって、宿泊施設は必要ない。

たまに知り合いのために宿を取る場合でも

八幡には設備やサービスが整った旅館や民宿がたくさんあるので、

昔からのお付き合いがある中

わざわざまちやどを選んでもらえるのはとっても稀なこと。

 

宿業は普通の人たちの生活ペースと違うから、

まちやどを開業してからというもの

仲の良かった地元の友達とすっかり疎遠になってしまって

さみしいな。。。って思ってたんです。

 

 

実は3年前、まちやど開業1年目の冬に

シェアハウスまちやど時代からの友達が

「まちやどで女子会しようよ!!!」

って提案してくれたことありました。

でも、私とシェアメイトが暮らすただの家だったシェアハウスまちやどとは違って、

ゲストハウスまちやどになってからは、全く知らない人も宿泊する。

もしも予約が入ったら、ゲストさんに気を使いながらの女子会になってしまうし

かと言って、友達との女子会のために数少ない予約を断る勇気もなくて。。。

 

当時、まだ宿業とプライベートとのバランスがつかめなかった私は

宿泊しないのなら外の飲食店にした方がいいし、

もしまちやどを使いたいのであれば、お泊まり女子会ならOKよ。

という提案をしました。

 

ほとんどが歩いて帰れる人ばっかりなので

泊まらないのに一泊料金払うのは無駄だしetc。。。

みんなで色々話した結果、

「応援も兼ねて、まちやどお泊まり女子会開催!!」

ということになりました。

 

ところが。。。

みんなの合意を得ての開催だったはずだったのだけれど

Line でのやり取りだったためか、きちんと話が見えてなかった人もいたみたいで

「え?なんで泊まらないのに宿泊費払わなきゃならないの?」

って楽しい女子会の最後の最後にモメちゃったことがあったんです。。。

 

 

「応援」という気持ちで

宿泊料を払ってくれる友達の気持ちはとってもありがたかったけど

お金を払うことを不本意に感じていた人もいたこと

私が、この土地で暮らしていきたいと思うきっかけになった

大切な友達に対して、

まちやどはお金を払って喜んでもらえる場所ではない

そんな現実を突きつけられた気がして

すごくショックでした。。。

 

それからというもの、

まちやどのニーズ=(郡上に家がない)外の人たち

と割り切るようにしました。

私の収入源は外の人たちから宿泊料としていただき

友人が経営するショップや飲食店をゲストさんに紹介したり

私自身の家賃や生活費を通じて町に還元すれば、

地域との繋がりもそこで保てるのではないか

というふうに考えるようなったんです。

多少高いものや交際費も、ちょっと無理して手がとどくものなら

頑張ってお金を使うことが地域貢献。。。

そう思ってました。

 

でも、去年までの「仕事の場」と割り切っていた「まちやど」と違って

今年からは自分が住みながら、管理するまちやどへ

ベッド数を減らしたことによって客数も減り、必然的に収入も減っていく中で

今までと同じようにお金を使っていると

どこかでフラストレーションが溜まっていく自分がいました。

 

そのフラストレーションは一体なんなんだろうって考えた時

どんなに地域にお金を使っても、

まちやどの宿泊が増えるわけではないし。。。

そんな風にネガティブな考えに陥っている自分に気づきました。

誰も買ってくれ、お金を使ってくれなんて言ってないのに

自分で勝手に無理してお金を使っては

地域や友達のお店を応援したつもりになって

勝手に疲れていたんですね。

 

応援する(貢献する)=お金を払う

というのも一つの手段ではあるけれど

お金って、人によって価値観が全く違うし

お金以外の応援方法はいくらでもある。

 

 

「まちやど」のあり方

仕事とプライベートのバランスが

去年までとは変わってきている中でだどりついた結論は

 

自分が心から求めるものに払うお金は

払う人も、もらう人もハッピーにしてくれる

 

ということ。

 

 

私にとってのお金は

・自分を満たしてくれるものを手に入れられる

・相手が満たされる=自分自身が満たされる

・苦労や苦痛や時間の拘束と引き換えになってくれる

 

このポイントをおさえて、上手に使ってあげると

自分もまわりも幸せにしてくれる。

逆に、使い方を間違えると、

人を不幸してしまう道具にもなり得るのだなあと

まちやどという形を通じてお金とじっくり向き合って

知ることができました。

 

そんな流れの中、4年目のまちやどで

地元の友達が、お金を払ってまちやどで女子会を開いてくれたこと。

そして、とっても喜んでくれたこと

私も幸せな時間を一緒に過ごせたこと

 

ただただ、感謝 の一言に尽きます。

 

みなさんは、どんな思いで、

なにに対してお金を使っていますか?

 

 

ほっちゃん

写真は、女子会を開いてくれた友達のかわいい息子ちゃん。

女子会明けの朝、まちやどの団欒室でくつろぎまくってます。

 

まちやどは、表向きはお子様の宿泊はNGとしているけれど

同じ日に宿泊する人たちもリピーターさんばかりだったし

お子さんの性格もわかっているからOKってことで。

 

純粋無垢なお子さんと一緒に過ごさせてもらって、

逆にこちらが元気になって、心が洗われたような気がします。