快楽と痛みの法則

快楽と痛みの法則

2017/4/27

まちやどについて


まちやど管理人 せい子です。

郡上八幡でゲストハウスをやってます。

郡上に来るきっかけ、ゲストハウスを開業した経緯は
ココロココさん http://cocolococo.jp/2283
全労済さん http://www.zenrosai.coop/stories/kurashi/challenge/21.html
にて取材してもらった記事がありますので、ご興味のある方はどうぞ。

 

 

昨日、まちやど3周年オープンハウスを無事終えました。

 

これからのまちやどは、関わる人みんなで管理していく感じで、

よりシェアハウス感を出して行きたいなと思っているので、

3周年の準備もあまり気合い入れず

来たい人が来て、居たい人がいればいいじゃない?

というスタンスで、準備もいつもより力を抜いて行いました。

それでもトークイベントの資料作りや

人の出入りがあったことの心地よい緊張感で

ちょっとだけ気持ちが張っていたようです。

 

今日は1日のんびりと過ごそうと、ふと思い立って

名古屋から郡上に移住した女の子と一緒にランチをしました。

 

 

彼女は、私と同じく

NPO法人メタセコイアの森の仲間たち で

自然体験スタッフとして働き始めたのがきっかけで

郡上市明宝に移住した女の子。

数年の自然体験スタッフを経て、

今は会計事務所のお仕事と

個人で学習塾を開いて小・中学生に英語と数学を教えているという

マルチ頭脳派の女子なのです。

 

久しぶりに会う彼女に、こんなことを言われました。

「せい子さんは、きちんと自分でお金をかけて事業を始めて、すごいよね。

私は、そんな覚悟決めれない。。。」

 

 

まちやどを始めてから、よく言われるんですよね。

自分で事業を始めるなんてすごいって。

 

 

人間の行動の源は

「快楽を求めるため」と「苦痛を避けるため」のどちらかで、

心理学では「快楽と痛みの法則」というそうなんですが、

 

私の場合は、

まちやどに訪れた人が、私の知る人やお店と繋がって、

喜んでもらったり、出会いが生まれるのを見てるのが楽しい!

という私の喜びのためでもあったし

会社勤めの収入で家賃や光熱費を賄って行くとなると

交際費や娯楽費を我慢しなければならなくて、好きなことができない!

そして、何より会社勤めでは自分が本当にやりたいことができない

そんな 苦痛から逃れるためという両方の理由が働いて

ゲストハウス開業!っていう結論に至ったんですよね。

 

もちろん、

事業を始めるにあたって借金もしたし、事業計画を立てたり

改修プランを立てたり、大家さんと交渉したり

いろいろ大変なことはたくさんあったけど

ただただ快楽を求め苦痛から逃れることに向かって走って行ったら

結果生まれたのが“まちやど”だったと思うんです。

 

個人事業って

将来の保証なんてないし、全て自分の責任で決めなければならないし

喜びも大きいけれどリスクも大きい。

精神的、経済的なリスクの大きさと得られる喜び

差し引きしたら、やっぱり喜びの方が大きいと思うから

始められたんだし、続けていけるんだと思います。

 

最近、移住=起業、自分で生業を作る

というのがプロトタイプになっているようで

もちろん、そういう心構えでくることは大事だと思います。

でも、

生産者がいたら消費者がいなければいけないし、

飲食店があったら、お客さんがいないと商売は成り立たない

企業があったら従業員がいないと会社は回らない

実際、今現在も郡上に求人はいくらでもあるわけで

私が知る限りでも何軒も、人手の足りない会社やお店はたくさんあります。

ただ、一つの仕事で生計を立てるのが難しいので、

仕事+αの何かがないと生活が難しいというのが現状。

 

これから移住者がどんどん増えることが予想される郡上では

移住する人みんながみんな事業を始めていたのでは

バランスが成り立たないと思うんですよね、

 

一緒にランチした彼女は、移住5年目でちょうどその狭間に居て

個人事業の学習塾で 100%生計を立てていない自分自身を

情けない、甲斐性なしと感じてしまっているような。。。

そんな感じに私には映りましたが

 

でも、会計事務所の仕事をしながらお給料をもらいつつ

自分自身好きな仕事で収入を補填している彼女は

とってもバランスが取れているように私は思います。

むしろ、無駄なリスクを冒さずに自分の生活を成り立たせているわけで

とっても器用な生き方をしているのではないかと。

 

今自分が置かれている現状に満足して

「足るを知る」

これも一つの才能だと思うんです。

彼女は今、そのバランスが取れているから

無理して新しいことを始める必要なんかないんじゃないかな?

 

人によっては、リスクを冒すストレスよりも、

現状の不満を我慢する方が楽(快楽)

という人もいるわけで、

 

我慢できるうちはしたらいいと思うんですよね。

本当の意味で我慢の限界(苦痛を避けるべきタイミング)がきたら、

自分の内側から「動け!!!」って突き動かされる時が来るはずです。

 

ただ、自分の声を聞けなくて、そのまま病気になっちゃう人もいるので、

我慢も限度があるので注意が必要です。。。

 

IMG_9333

 

写真は、昨日のオープンハウスにきてくれた友人が書いた私の似顔絵。

人によって捉え方が違うと思うんですけど、

快楽全開!らららら〜〜♪って感じですね。